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極道恐怖大劇場 牛頭

 カンヌで議論を醸したというので、鑑賞。飛躍しまくりの展開なのに、芸の細かさに抱腹絶倒しているうちにグイグイに圧倒され、怒涛のラストシーンに唖然。仲のいい友だちには彼らの好みに関係なく一度見せてみたい、というタイプの映画。ネタバレあるので、感想は脚注で。*1

極道恐怖大劇場 牛頭

極道恐怖大劇場 牛頭

*1:深読みをすれば、本作は死者が生還/再生する物語に思える。名古屋は死者の国で、南が車を急停車させたとき、眼前に流れていたのは三途の川ではないだろうか。このタイミングで尾崎は死者の世界を彷徨いはじめ、女という原初の姿となった彼を南が生者の世界に連れ戻し、尾崎は胎内回帰を経て再生するという解釈だ。生産する女性と破壊する男性が全編で強調されているように感じられるのも、その根拠のひとつだ。ただ、もちろん、けっこう無理はあるのだけれど。それにしても茶碗蒸しって、なんか冥土っぽい食べ物です。

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