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市場感応度はイチゴの香り

 中央大学アカウンティング・スクールの鈴木一功教授によるコーポレート・ファイナンス基礎理論というコースを受講する。

 そのまえにTakaoという日本料理店でさんざん飲んで、二軒目に後ろ髪を強烈にひかれつつも、心を鬼にして深夜のオフィスに戻る。というのもこの講座、修了期限が日本時間の6月30日だからだ。ちゃんと前もってやっておけよ、という感じだけど。

 とりあえず、市場ポートフォリオに対する感応度(β)を用いたポートフォリオ理論と、負債による節税効果を加味した税引後加重平均資本コスト(WACC)に感銘する。まず、そこに目をつけたところがエロい。そして、それを数式にしたところが偉い。ブラック・ショールズ・モデルの数式は全然わからないので、酔いが醒めたら復習。

 さて、僕とβとの出会いは4年前の冬に遡る。極寒のマンハッタン、水タバコの甘ったるい香りが充満するうるさいアラビア料理屋で、ニュー・ヨーク大学のビジネス・スクールに学ぶ友達が興奮気味に「βがいかにすごいか」ってことを、紙ナプキンにグラフみたいなのを書いて力説していた。その風景や匂いや喧騒を思い出すと、とびきり抽象的なβだけど、この再会はけっこう嬉しい。

  1. ファイナンス(企業財務)の役割
  2. 現在価値と資本コスト
  3. 現在価値の計算
  4. 複利計算と債券価格/普通株式の理論価格(1)
  5. 普通株式の理論価格(2)
  6. 正味現在価値以外の投資決定基準
  7. リスクとリターン/ポートフォリオ理論の基礎
  8. ポートフォリオ理論/資本資産価格モデル(CAPM)
  9. 企業の資金調達と市場の効率性
  10. 負債政策とMM理論
  11. 現実の負債政策
  12. 税を考慮した加重平均資本コスト(WACC)と価値評価
  13. オプションの基礎知識

 そんなわけで既に太平洋標準時は午前3時に近づきつつあり、music batonは明日にします。ごめんなさい。

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