- September 30, 2005 12:00 AM
僕がこの街で生活するようになって、はじめての夜霧だった。だからオフィスの駐車場をを出た瞬間に覚えた違和感が、霧のせいだって気づくのに5分くらいかかったと思う。
この街の午後は毎日毎日ほんとうにバカみたいに、突き抜けた青空におおわれていたから。いや、この表現は適切じゃないね。朝は曇りがちだけど、昼ごろになったらこの街の上空には「なんにもなくなって」しまうから。青空っていうのは、宇宙の虚空のことだ。
この霧は僕が2001年の夏から冬にかけていたサン・フランシスコを思い出させた。この街も、かつてサンフランがそうだったように、この街なりの冬に向かっていっているのかも知れない。


