- 2005-11-03 (木) 0:00
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サンタ・モニカで開催されているアメリカン・フィルム・マーケットと、あわせて開催されたJETROのセミナー「Show Biz Japan! @ AFM 2005 - Japanese Anime Meets Hollywood!」とその後のパーティに参加する。
セミナーは「アフロサムライ」北米展開の戦略をめぐるパネル・ディスカッション。GDHインターナショナルのエリック・コールドロン氏をモデレーター役に、原作者の岡崎能士氏やGDHの石川真一郎社長、FUNimation Entertainmentのゲン・フクナガ社長といった面々がパネリストに並ぶ。
僕は石川氏のアプローチに強く興味を持っているのだけど、それは歌詞に共感する音楽ファンの心理に近い。外部からアニメ産業を考えたときに僕もまた抱く期待感とか、それゆえの歯がゆさっていう気分を、彼は小気味よい「実践」で代弁してくれるからだ。
その後インターネットが勃興期を迎えるなか、グローバルに通用するデジタル・コンテンツを押さえた人が時代をリードできるとの確信を持ちました。では勝てるコンテンツは何か。日本が世界に誇るアニメの世界には大きなチャンスがある…。そう、気づいたのです。(略)経営者となった今、BCG時代に培った構想力が役立っています。会社の成長には現状の延長線上にないブレークスルーが必要。これにはデイ・トゥー・デイの経営とは違う視点が求められるのです。
アニメ産業についての石川氏の原風景は、上に引用したとおり前職のコンサルティング・ファームから見たそれなんだろう。そして、アニメ産業にとっては帰国子女のようなその視線が、たとえば、下に引用するような古参スタジオとの違いとして現れてくるのだ。
大山氏(東映アニメーション常務:引用者注)は作品の制作にあたっては、特に海外市場を意識しない、日本の子供に受けるものは世界の子供に受けると強調していた。
しかし、石川氏は例えば『SAMURAI7』が米国向きの作品、『巌窟王』がヨーロッパ向けの作品と区別するように、各国のニーズに合わせた制作意図を持っていることと対照的であった。
これは、子供向けが主流の東映アニメと大人向け作品が中心のGDHの差とも言えるかも知れない。
また、海外との契約については、東映ア二メが弁護士などの専門家は問題が起きたときに協力をお願いするのに対して、GDHが最初から専門家に入って貰うとした点が異なっていた。
