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雪の日曜、朝から雑食に音楽を聴く。きのうの友人の結婚式、チャペルで生演奏されたバッハ「無伴奏チェロ組曲」、披露宴でのプッチーニ「誰も寝てはならぬ」、そして、ライブの余韻醒めやらぬ野狐禅。でも、いちばん似合ったのはワイヨリカ(wyolica)「フォーキー・ソウル(Folky Soul)」。下北沢で開かれるホームパーティは夕方だから、それまでは存分に引き篭もるぞ!という意気込みで、三軒茶屋に燃料を仕入れに行く。
この「ゆきこもり」の情緒的契機となったワイヨリカも、実は僕はアルバム「フォーキー・ソウル」しか聴いたことがなかったので、ベスト盤を借りる。野狐禅の新しいアルバム「ガリバー」も押さえておこう。この2枚は、既定路線だ。三軒茶屋ソナタの第一楽章は、内省的感傷的な動機を忠実に展開していく。
第二楽章では、三軒茶屋店の人気作というディスプレイから郷土音楽を取り入れる。パフューム(Perfume)。アメリカでPCを盗られてデータがなくなってしまったので借り直し――そうか、借り直すほど気に入っていたのか――、中田ヤスタカつながりでカプセル(capsule)に歩を進める。そして、微笑ましい明るさに満ちた「シャングリラ」が気になっていたチャットモンチー。軽やかな明るさと同時代性に彩られて第二楽章を閉じる。
そして、ヒラメキは突然やってくる。僕はなぜか唐突に、いま安室奈美恵を聴いたら素晴らしく面白いんじゃないかと思い立ち、アルバム「181920」を取る。この懐古的な着想はさらにダイナミックさを増しながら、trfのベスト盤で終楽章のクライマックスを飾る。今夜はパーティが終わって家に帰ったら、「寒い夜だから…」とか聴こう。外は雪だし、さぞよかんべぇ。よかんべぇ。
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