- February 5, 2008 1:40 AM
- 学ぶ

ネットを渉猟していて、深夜の書斎で思わず爆笑。安室奈美恵「Chase the Chance」を聴きながら2ちゃんねるのログで笑ってられるのだから、僕も幸せ者だ。さて、ログの教訓は、劇作家ジョージ・バーナード・ショーの警句に尽きる。「コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である。」
日刊スレッドガイドにあった「モスバーガーのきれいな食い方教えれ」は、「あれは必ずて言っていいほど中身がハミ出る」という問題についての解決策を問うスレッドだった。ところが、「逆まわし」あるいは「まわし開け」と彼の地元で呼ばれている方法を紹介しようとした投稿で場は騒然となる。
28 :VIP774 :2007/09/27(木) 14:15:17.48 ID:EEG+aMnW0
おいおい知らないのかよ・・・
まず上の右手と逆の角を持つだろ、そんできちんとはしを重ね、
くるっと向きを変える。で、下のとがってる部分が
出るように(反対側から)持って手前に回す、ぴったりにだ。
するとちょうど開くから、そこからおもむろにガブリ。
これで絶対ふくろに溜まらない。ばっちりでつ。
この説明が「よくわからん」となり、彼は何度も説明するのだけれど、そのたびに「すごい興味があるけど、全然ワカラン」とか「説明すればするほどカオス」という結果になってしまう。ところが、説明の難解さに反し、というか、それゆえに「俺たちもがんばって理解するから!!!!!!」という温かい雰囲気が満ち、何度目かの説明の末に彼は次のような説明に行きつく。
345 :最終説明1/2 :2007/09/27(木) 17:03:43.49 ID:EEG+aMnW0
一番わかりやすい>47ベースでやる。
逆の方向性から手順を書くと、(はじめは最初です。つまり普通方向)
買いたてのバーガーを(袋のまま)買うだろ?で、開けるだろ?
大抵、横方向に対して普通方向に入ってるだろ?(違うこともある)
出す。
ゆっくりバーガー自体がまわりながらで持つ。
ここで、目的は、(バーガーをきれいに食べることだ。まとめると、
ソースを残さないこと・こぼさないこと・などなど
よしじゃあ目的は、汚くならないために、
食べ終わる前から食べ終わる後にかけて、ぴったりと袋が(袋じゃないが)
(何て言うのか分からん)が、その位置のままで、最後まで、バーガー次第で、
確実になるようにすることが目的だとわかった。
じゃあどうするか?考えると、ここは一つアイデアなんだが、(ポイント)
最後のポジションになるように、()縦方向からずっと下にかけて、
(後から回すわけだけど、)くるっとなってるかなにかで、もちろん実際は
何でもいいが、実際は手段が限られてくる。その中で、下のほうを最終形態に
なるようがよくわかるわけだ・・・
とすると、その回し方は手前方向か、(上の方のレスで出てきたように)
回す→折るしかないわけだが、もちろんここで後者は(前者も)使えないので、
手前に回すことになる。奥じゃなくて、手前だ。
348 :最終説明2/2 :2007/09/27(木) 17:04:09.52 ID:EEG+aMnW0
(!!!注意 もちろんここでは、逆方向の時間軸から説明しているので、
行動派全部逆になります。 注意!!!)
つまり、例えば回す→折るの時、現実としては折る→回すの順番になります。
で、裏だったところ(もちろん、時間軸が逆になるので、表だったところ、
次から表、この前まで(説明上)裏「だった」所)の、今行った意味で、
下へ来てる部分にするための動作が必要。そういう意味でも、ある。
で、その時(上の時)に、持ち手に対してもし、上から持って利うんなら成功だが、
下~持っているなら逆にしなければならないので、是非とも最初からウエに
持っている段取りにしたい。
だから、そのために、右手の反対側の逆の角(上から見ると二重に見える部分。)
(はしとはしが見える部分)(左側じゃなくて、右の反対側)
を、その反対側と重ねておけば、大丈夫なわけだ。
でも、そのまま向きをかえると、(そんなことしないが(もちろん)例えば)
そのままどばどばこぼれてしまうので、そうならないために、次に
その逆の方向(手の逆)(右手の逆)にくるっとまわしてやると、
ちょうどいいわけだ。
点線で折る・折らないの議論が出たが、それはもし折るのでもできるかもしれないが、
空間が足りなくなるので、影響するので、俺はおすすめしない。
究極のカオス。すべては、誰かの「よくここまでわかりにくくできるな」という返答に集約されている。僕が得た教訓は包括的に1つ、実務的に3つある。包括的な教訓というのは、自分にとって当り前のことが他人にとっても当たり前だという無批判な前提は、本当に危険だということだ。むしろ、お互いの間に共通の理解などない、くらいの停止した前提から共に加速すべきだろう。無理解を前提とした共通理解の醸造のほうが、その逆の百万倍の価値がある。
プレゼンとしての実務的な教訓は次の3つだ。まず、適切な図解によって無用の誤解を排除すべきこと。次に、「袋を口に例えて、唇の先にあたる角をAとする、口角にあたる角をBとする」のごとき名称の共有によって誤解を最小限に止めるべきこと。そして、「時間軸を逆にする」ような一層の複雑化は絶対に避けるべきこと。
ちなみに、彼は説明に疲弊して場を去ってしまった。途中で誰かが秀逸な図解を描いてくれたので、それが僕にとっては一応の正解、ということになっている。けれど、本当はもっと素晴らしいアイディアだったのかも知れない。この悲劇を会議室で繰り返すまい。
441 :VIP774 :2007/09/27(木) 17:20:49.22 ID:EEG+aMnW0
よしわかった。
おまえらありがとう。
モスバーガーの無い国へ旅立ちます。(しばらく。)。
そうしたら、()がいらないとか、くるっとがわからんとか、時間軸がどうとか、
言われることもなくなる(と思う)。
モスのこと好きだったけど、新しい土地でもなんとか
好きな食べ物みつけます。(でも忘れない)。
この記事を投稿してから、上記の要領を得ない説明は意図的な「釣り」と知るのだけれど、それこそ「フライング蝉」と同じで、僕が得た教訓は変わらない。


