- March 31, 2008 10:06 AM
チベットは2度訪ねた土地だ。はじめは2003年、そして昨年。思い出と思い入れがる。それらが相俟って僕は、チベット騒乱のニュースに二通りの感想を抱いている。ひとつは武力弾圧に対する憤懣、もうひとつは五輪直前という時機への期待だ。中国政府には、世界の注目を意識して、事態の収拾とチベット問題の本質的な解決にあたって欲しい。微力ながら、僕も署名に参加した。
僕はこの署名運動をサン・フランシスコに住む友人からのメールで知る。そのメールは英文だったから拙訳をここで紹介しようかとも思ったけれど、そのサイトはちゃんと日本語ページも用意されていたので、それを手軽に引用することにする。問題は重くとも手段は軽いほうがいい。
胡錦濤中国国家主席への請願書
世界各国の市民からなる、わたしたちは、チベットの抗議行動への対応として自制と人権の尊重を表明し、ダライ・ラマ大師との意味のある対話を開始して全チベット人の懸念を解消することを中国政府に対し、要求します。対話と改革なくして、安定は持続し得ないのです。中国にとって一番望ましい未来と、世界との肯定的な関係は、調和の取れた発展と対話、そして敬意によって得られるのです。
この請願書のいいところは、武力弾圧への非難という実質を備えながら、それでいて、建設な提言として品格を保っているところだ。このエントリーを書いている時点での署名総数1,385,062件という。もっと集まってもいいんじゃないかと思うけれど、まだ知らない、というケースもあるだろう。「みんな署名をすべきだ」とまでは思わないけれど、こんなのもあるよ、ということで。
サイトにもあるけれど、署名要請のメール雛型は次のようなものだった。チェーン・メール的な性格を咎める向きもあるだろうけど、市民生活に誤解や混乱を生じさせたり何かを強要する内容ではないし、こういうものは容認されるんじゃないかなぁ。
こんにちは。わたしは、チベットでの人権の尊重とダライ・ラマとの対話を中国政府に求める緊急請願書に署名しました。これはとても重要なことなので、あなたも行動を起こしてくれるものと思っています。
http://www.avaaz.org/jp/tibet_end_the_violence/98.php/?CLICK_TF_TRACK
中国の支配が50 年近く続いているチベットで、チベット人が変革の声を上げ世界中に伝えています。
チベットと近隣地域で暴力が拡大しており、中国政府はより厳しい弾圧か対話かの選択を行おうとしています。胡錦涛国家主席は、対話を選択した場合のみ、『中国産』製品の輸出や、まもなく開催される北京オリンピックに国際的な支持が得られるという声に耳を傾けるべきです。しかし、胡錦濤主席の注意をひきつけるには全世界の民衆の力を集結させる必要があります。下記のリンクをクリックして嘆願書に署名をお願いします-わずか3 日で、このキャンペーンの目標である100 万人のほぼ半分に達しようとしています。
http://www.avaaz.org/jp/tibet_end_the_violence/98.php/?CLICK_TF_TRACK
ご助力ありがとうございます。なお、このメールをご友人に転送していただくようにお願いいたし ます。



