- April 27, 2008 3:31 PM
- 暮らす

僕はいろんな企画を温めがちだけど、この食器棚マットも長かった。去年の6月、ロサンゼルスのドラッグ・ストア「ライト・エイド(Rite Aid)」で見つけて、11ヶ月も熟成させてしまった。なんと呼べばいいか分からないけれど、吸水・緩衝が得意そうなロール状のウレタンで、食器棚に敷くと良さそうな代物だ。きょう一念発起してこれを敷いたら、すごくいい感じで悦に入る。
この巻き物はずっと、食器棚の片隅で、買い主の気まぐれを恨めしそうにしていた。「わかった、わかった、こんどやるから」と、僕も目が合うたびに気まずい思いをしながら気休めを言っては、目をそらして食器棚の扉を閉じていた。
ところが、そのなかなかやって来なかった「こんど」が、突如、やってきた。時差ボケをシャワーで無理やり洗い流し、僕は近所のスーパーへ、溜まりに溜まった食品用トレーと、牛乳パックと、PETボトルと、アルミニウムの缶とを持っていく。そして、詰め替え用の漂白剤と、ティッシュ・ペーパーと、トイレット・ペーパーとを抱えて店を出る。
否応なく家事の気分が盛り上がってきて、そこで11ヵ月越しの懸案をやっつけることにする。奥行きは予想通りドンピシャで、あとは幅を切るだけだと思ったけれど、彼女の提案で二つ折りにすることにする。二つ折りではちょっと余りが出たから一部三つ折りになってしまったけれど、さすがはウレタンの柔軟性で厚ぼったくならない。
敷いてみるとなかなか美しくて、非常によくできた製品だと感心する。まだ使ってもいないけど。まぁ、だって、男の家事ですから。


