- June 12, 2008 1:23 AM
- 食べる
僕を呆れさせた父の逸話のひとつに、「食べ物ランキング」がある。彼は僕の婚約者に「好きな食べ物はなんですか?」と訊く。話題としては、まぁ悪くない。とはいえ唐突なので彼女が言い淀んでいると、父は「僕はお餅が断然1位で、2位はそうだなぁ...」という具合の問わず語りで、僕たちは彼のランキングの選考過程をただただ拝聴することになった。とはいえ、ふたつの理由でこのランキングも悪くないと思い始めたので、父もすなる食べ物ランキングといふものを、僕もしてみむとてするなり。
理由のひとつは父の日も近いことだし、まぁ、悪口ばかりを言うのはそろそろよそう、という諦観。もうひとつは、好きな食べ物を周知しておけば与えられる機会も増えるだろう、という下心。さっき信濃屋でデストルーパーのクッキーを買った。思えば10年近く口にしていないので、御自らの調達。あなたが帰国間際の免税店で1,000円くらいの菓子ならなんでもいいと思って買ってくるなら、ウォーカーズのショートブレッドではなく、デストルーパーのクッキーにして欲しい。
では、ランキング。初の試みなので遺漏は多いと思うけれど、まずこれを叩き台としよう。
- 生ビール
- にんにく
- 牛肉(ステーキあるいはワイン煮)
- そうめん
- ピスタチオ
- 稲荷寿司
- トマト
- ハマチ(刺身あるいは寿司)
- ブルー・チーズ
- コロッケ
そうめんは季節調整済み絶対値。上位5位はかなり固い。生ビールに関しては、ワインや焼酎や日本酒と比べるべくもない。にんにくは香味野菜の域を超えた別格。牛肉が豚や鶏や羊に追われることもないだろう。そうめんとビーフンは単品では悩ましいところだけれど、存在感には雲泥の差がある。同様に1粒だけならカシュー・ナッツも捨てがたいけれど、ドラム缶で供されてもありがたいのはピスタチオだけだ。
むしろ5~10位が悩ましいところだけれど、稲荷寿司は間違いなく10位には入る。ニュー・ヨーク空港の日本航空ラウンジには稲荷寿司が置いてあった気がしたけれど、きょうは置いていなかったため、極めて遺憾だった。もっとも、その落胆で愛を確認したのだけれど。コンビニは(ブリトーなどにうつつを抜かさず)片手で食べられる稲荷寿司を出してほしい。3個入りパックではおにぎりのように食べられないからだ。
トマトは生とソースとの両方で特典を稼いだ。それに比べるとハマチとブルー・チーズはやや限定的な感もあって、狭い守備範囲で善戦した。茶沢通りを歩くと宝屋が気になって仕方ないのでコロッケも入賞させたものの、ここ数年は意識して揚げ物を避けている事情もある。自宅の油も固めるテンプルしてしまったことだし、油脂忌避の潮流が続けばその地位は危うい。
かれこれ30分はPCの前で悩んだけれど、なかなか充実した自分探しだった。それにしても、デストルーパーのクッキーは残念ながら出る幕がなかったなぁ。いずれ分野別でやる必要があるかも知れない。
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