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読む Archive

Finance予習


 ビジネス・スクールの必修科目のうち、苦労しそうなところを予習しておこう、という企画。教科書に関する在校生の意見は二通りで、一方は「時間がかかっても原書のみで読んだ方が身につくし英文を読む速度が早まる」というもので、他方は「和訳も併用した方が時間の有効利用になる」というもの。それぞれに説得力がある。結局、僕は過去の経験から前者に近い立場を取って、まずは原書に挑戦してみることにする。そして、必要に応じて事後的に和書を参照しようという腹積もりだ。ところが、この原書という奴が想像以上に分厚い。先が思いやられるなぁ。

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ガディッシュ他「プライベートエクイティ 6つの教訓 経営のための知恵袋」


 本書はプライヴェート・エクイティ(PE)事業の詳説というよりは、副題の通りPE側から事業会社側に対する助言、という内容だった。前書きは「本書をその一助とされながら、正しい時期によいパートナーを選択され、名実ともに業界内でのグローバルリーダーシップをお取りになる日本企業が、たくさん出てこられることを、祈念してやまない。」と訳者であるPE幹部が宣伝調で結んでいる。時折見えるこのような論調がポジション・トークの疑いを無用に招くのが残念だったけれど、それを差し引いても、PEの競争力の泉源を示唆する良書だった。

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ジラール「マティス 色彩の交響楽」


 「マティスの時代展」を観たあと、ブリヂストン美術館の売店でこの画家についての本を買う。グザヴィエ・ジラール(Xavier Girard)による「マティス 色彩の交響楽」。図版と資料が豊富に盛り込まれたこの本は、二部構成になっている。前半は時代背景とともに画家の生い立ちを解説し、後半は本人や周囲の発言によって画家の内面に迫っている。一番の収穫は、華やかで装飾的な作品を描くこの画家の、苦悩や渇望、そして思考に触れられたことだ。

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ルイス・ガースナー『巨象も踊る』

 Lilacさんのブログで紹介されていたルイス・ガースナー『巨象も踊る』を読む。前のエントリーで取り上げたリチャード・ブランソンを異端と呼ぶならば、ガースナーはそれとは対極の正統に位置する経営者だろう。けれど、ふたりに共通するのは原則を曲げない信念と、そして、あくまでも実行にこだわる姿勢だ。さらに著者としての共通点は、驚くほど簡素で、ゆえに力強いその言葉にもある。この分かりやすさ、信念や実行力の強さと無関係ではないだろう。

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リチャード・ブランソン『僕たちに不可能はない』

 友人Oと、気に入った本を4月から毎月一冊ずつ紹介し合おう、ということになり、彼から紹介された1冊目がこれ。レコード店から航空会社、そして宇宙旅行会社までを立ち上げた異才起業家の人生哲学が書かれている。小難しい経営論ではないからどんどん読める。そして、読み終えた時、ブランソンに対する畏敬の念が僕を襲う。あまりにも型破りで彼にはおよそ太刀打ちできそうもないけれど、しかし、こういう経営者が存在し得る以上はビジネスは捨てたものじゃない。ならば、自分も何かやってやろう、という興奮が止まらない。

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