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旅する Archive
メトロポリタン歌劇場
木場で「バトゥータ」を観た翌日の2月28日、ニュー・ヨークのメトロポリタン歌劇場(Met)でヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」を観る。機内では「007 慰めの報酬」、「マダガスカル2」、「たそがれ清兵衛」の3本も映画を観てしまったせいで大して寝てもいないのだけれど、晴れた午前の空に伸びる摩天楼を見ると気分が高揚する。レキシントン街と53丁目の角で地下鉄を降りて、西に歩きながら考える。MoMAも気になるけれど見送って、ちょっと小腹が空いたのでホット・ドッグをかじりながら、やっぱりMetに行こうと決める。土曜のマチネーで新作のヴェルディ「「イル・トロヴァトーレ」をやると調べていたので、憧れのMet初体験を飾ることにする。
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バベルの塔の破片の破片 - コクニー、クッキー、ビスケット。

初めてPodcastでABCのWorld Newsを観る。なんで今まで試さなかったんだろう、というくらい便利。しかもスクリプトまでオンラインで買えるみたいで、もはや英語の勉強のためだけにスカパーやCATVでCNNとかに入る時代じゃないんだね。それはともかく、新鮮だったのは街頭インタヴューのロンドン英語(cockney)に字幕が入ったこと。この手の字幕(いわば「『からくりビデオレター』字幕」)、東南アジアやアフリカの人のインタヴューでは見覚えがあるけれど、でも、インド人では見たことがなかったかな?というのが寡聞ながら僕の印象だったからだ。
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Day 3 - ヨセミテ国立公園からデス・ヴァレー国立公園まで
- 2008-08-02 (土)
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きょうは移動日だ。いや、正確に言うときょうは移動日の始まりだ。僕らはカリフォルニアのヨセミテ国立公園からネヴァダ州を跨いでアリゾナのグランド・キャニオン国立公園へと、2日間かけて1,100kmを走るのだ。きょうはヨセミテを発ってタイオガ・パス(Tioga Pass)を行き、そして395号線の風景を下ってデス・ヴァレー国立公園で投宿しようという算段だ。ただし一日の大半を車中で過ごすのも癪なので、早朝の軽いハイキングでヨセミテとの別れを惜しむ。
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Day 2 - ヨセミテ国立公園にて
- 2008-08-01 (金)
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朝は6時くらいに起きて、森が切り取った小さな青空の下、ガス・バーナーでお湯を沸かして紅茶を淹れる。たったこれだけのことで、カレンダーの1日うしろにおいてきた東京の喧騒が、ずいぶんと遠くに感じる。休暇だ! 僕らが滞在するカリー・ヴィレッジ(Curry Village)から、ツアー・バスが発着するヨセミテ・ロッジ(Yosemite Lodge)まで、始発に近いのシャトル・バスで渓谷の朝を眺めつつ20分ばかり移動。新宿で買ったばかりの登山靴の紐を締めて、きょうはパノラマ・トレイル(Panorama Trail)という登山道を目指す。山の上から渓谷へと降りてくるのだ。道程13.7km、標高差975m。
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Day 1 - サン・フランシスコからヨセミテ国立公園まで
- 2008-07-26 (土)
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JL2便がサン・フランシスコ国際空港に降り立つ直前、僕は入管書類の滞在先に「ネヴァダ州ラス・ヴェガス、MGMグランド」とだけ書いた。ヨセミテだのデス・ヴァレーだのグランド・キャニオンだのというよりも、最終滞在地のポピュラーな観光地のほうがりがいい思ったからだ。ところが係員に「どうやって行くんだ?」と聞かれるから、僕は正直に「運転していきます」と答える。サンフランとヴェガスは900kmも離れているのに。すると係員は、「じゃあデス・ヴァレーも行くのか?」という。なんとも察しがいい。「そうです。加えてヨセミテにもグランド・キャニオンにも行くんです。」と話したら、係官はアメリカを代表するかのような満足の笑みを見せ、そして僕らは「よい旅を」と快く入国を許される。こうして、実は900kmどころではない、2,000kmの旅がはじまる。
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