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旅する Archive
プレイメイトとデートするような - フォード「マスタング」
- 2008-07-24 (木)
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高校に通じるケヤキ並木には、いつも大抵、緑色でおまけにコンヴァーティブルのマスタングが停まっていた。それは決まって健康診断なんかをやる建物の前にあったから、おそらくは大学病院の医師のものだったのだろう。ともかく、そのアメリカ車は僕の高校時代の憧れだった。だから、サン・フランシスコのハーツの駐車場で、僕の名前が書かれた区画に銀色のマスタングが待っているのを見た時の驚きと興奮といったらない。ティーンの頃に憧れたプレイメイトと今、思いがけずデートするんだぜ。
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重装歩兵の孤独な兵站 - JALフライトキャディサーヴィス
- 2008-07-23 (水)
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1週間ほどかけて、少々早足ではあったけれど、アメリカのヨセミテ国立公園、デス・ヴァレー国立公園、グランド・キャニオン国立公園を妻と巡ってきた。最初の問題は荷物の量だった。グランド・キャニオンではキャンプをするから、テント、イス、テーブル、寝袋、登山靴、食器の類。最後に寄るラス・ヴェガスでは多少洒落込みたいので、ジャケットと革靴。大きなスーツケースと、僕本人が入れるほどのダッフル・バッグで合わせて60kgにもなる。これに身辺用品のキャリー・オンが加わる。この重装歩兵のごとき装備でもなお、旅の幕開けを快適に迎えられたのは、はじめて使うJALフライトキャディサーヴィスのおかけだった。
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あらすじ買い - ストラヴィンスキー「放蕩者のなりゆき」
英国王立歌劇場のスケジュールを確認したら、水曜日はストラヴィンスキー「放蕩者のなりゆき(The Rake’s Progress)」という作品が上演されるようだった。結局、その晩は会食になって観劇は叶わなかったけれど、ストラヴィンスキーのこの作品、なかなか面白そうだ。それにしても、英国王立歌劇場(Royal Opera House)がYouTubeで興行の告知をしているのには驚いた。
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ガッツだぜ - ステーキ・アンド・キドニー・パイ

美術館で3時間も立ちっぱなしで絵画と対峙していると、さすがに腹が減る。そこで、前から気になっていた英国料理、ステーキ・アンド・キドニー・パイ(steak and kidney pie)を試すことに。JALが機内でくれるガイドブックによると、ザ・ウィンドミル(The Windmill)という店が良さそうだったので、リージェント通りまで足を延ばして遅めの昼食を、けれど時間を気にしつつ急いで食べる。この英国風モツ煮、必要にして十分の濃厚さで意外にもクドさがない。ちょっとガッツィーなビーフ・シチュー、といったところだ。
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豊潤の3部屋 - 英国国立美術館

ロンドン二日目の打ち合わせは午後3時からだったので、いろいろ思案した挙句、英国国立博物館(The National Gallery)に行く。もちろん何点かの目当てはあったけれど、ちょっとした暇つぶしのつもりだった。けれども、近代絵画のあまりに豊潤な収蔵品に取り憑かれ、結局は年代別に並んだ展示室のうち最後の3部屋で4時間もつかまってしまった。僕は思い立って、一冊のメモ帳――表紙はゴッホ「糸杉のある麦畑」だ――を急いで売店で買って、その3部屋の展示作を余さず書き留めた。個々の感想の前に備忘として書いておこう。
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